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おうち時間でごぼうのカンパーニュを作ってみませんか?

2020-05-29レシピ

コロナウイルスの影響でおうち時間が増えた今日この頃。
おうちでパンを焼いてみようかという方も多いのではないでしょうか?

でも、粉を買ったはいいけれどパンって難しくない?
ベトベトの生地をいっぱい捏ねて、洗い物も多そう...と思ったあなた!
ちょっとしたコツをつかめば捏ねずにワンボウルでできちゃうごぼうのカンパーニュを作ってみませんか?
ごぼうパウダーを使えば栄養価が高く、腸活にもなる美味しいカンパーニュを焼くことができます!

ぜひチャレンジしてみてくださいね!



材  料

強力粉          300g
インスタントドライイースト       6g
砂糖            9g
ショートニング          15g    
ごぼうパウダー       12g
モルトパウダー※      1g

水            220g

※のモルトパウダーはなければ入れなくても良い。

 

一次発酵   :  28℃  90分 (30分ごとにパンチを入れる)

ベンチタイム :  15分

二次発酵   :  35℃  30分

焼成     :   210℃  30分

 

作り方と手順

1.粉にごぼうパウダー、モルトパウダーを入れよく混ぜたらにショートニングを入れて掌で
こすり合わせてよくなじませる。

2.ショートニングがなじんだらそこに砂糖、塩を入れよく混ぜ合わせる。

3.分量の水(35℃のぬるま湯が良い)にイーストを入れふやかしてからよく溶かして
粉に加える。



4.だまにならないようにしっかり混ぜていくが、捏ねる必要はない。



5.ひとまとまりになったらボウルに入れてきつく絞った濡れ布巾をかけ、28℃で90分
一次発酵する。途中30分おきにパンチ(ガス抜き)を入れる。※注意点①、②参照



6.一次発酵後、生地はおよそ2.5倍になっている。手粉を打ってきれいな表面を伸ばし
て丸めなおし15分のベンチタイムをとる。※注意点③

7.発酵かごに薄力粉を振り、そこに丸めなおした生地をきれいな面を下にして入れ、
二次発酵する。二次発酵はオーブンに入れ,35℃で30分、要濡れ布巾 ※④参照
(発酵かごがなければ丸めなおした生地を表面を上にしてオーブンシートを敷いた
天板にのせそのまま)同じ条件で二次発酵する)



8.二次発酵後かごを取り出し、オーブンを天板ごと250℃で予熱する。
(かごに入れていない場合はオーブンシートごと取り出し天板は予熱)



9.予熱完了後、天板を取り出しそこにオーブンシートをあててひっくり返した生地を
のせてナイフで5㎜の深さに十字のクープを入れる。 ※⑤、⑥参照
(かごを使用しないものについては予熱の終わった天板にオーブンシートごとのせ
薄力粉を茶こしなどでふってクープを入れる)



10.クープの開きをよくするため、カットした部分にショートイングを絞る。



11.霧をたっぷりと吹いたオーブンに入れ、210℃で30分焼成する。
(途中20分くらいで天板の前後を入れ替える)

12.焼成後、天板を取り出し10㎝の高さから落として蒸気圧を抜き、網の上で冷ます。
中心部までしっかり冷めてからビニール袋で保管する。



今回使用したごぼうパウダーはこちら!


注意点

① 捏ね上げた生地の温度は一次発酵を行う温度28℃にする。(26~30℃)

② 一次発酵の途中に行うパンチは<ガス抜き>のことで、生地に膨らむ力をつける
ことができる。カンパーニュはクラムの目を粗い感じにしたいのでパンチは軽めに
するとよい。

③ ベンチタイムとは一次発酵終了後に分割したり、表面を整えたりした後にグルテ
ンが締まってしまい成型がしずらくなるために生地を休ませる時間を作ります。

④ いずれの工程でも生地が乾かさないことがポイントです。

⑤ クープとはハード系のパンの表面に焼成前に切り込みを入れ、膨らむときの勢い
の逃げ道を作ってパンの焼きあがりの形を整えるもので、通常5mmくらいの深さの
切込みを生地の表面に入れます。

⑥ クープを入れたパンは高めの温度に予熱して、焼成前にオーブン内にたっぷりと
霧を吹き焼成します。また、切込み部分にショートイングやバターなどを絞るとク
ープがきれいに開きます。