オキスの環境

「オキスがある鹿児島県鹿屋市は農業に最適な場所です。
温暖な気候、肥沃な土地、さらには桜島の恵みをうけた野菜たちの
おいしさを皆様にお届けします。」

社長TV

オキス代表取締役 岡本の想いや考えを
インタビュー形式でご紹介しております。
[鹿児島の社長TV.comより]

食品業界参入のきっかけと、今思うこと

1.地の利の悪い現実

オキスの前身で運送を手がける岡本産業。鹿児島市内に営業所を開設した時、鹿屋は海を渡るか、国分経由の大回りをしないと行けない陸の孤島である事を実感しました。鹿児島市内から配送手配しても時間と経費が掛かりすぎる赤字路線でした。
しかしこの大隅半島は、農産物の量が半端じゃなく多量にあることに気がきました。

2.乾燥工場の建立

要らない部分を切り、野菜を加工してから運んだらどうだろう。乾燥させれば重量を1/10にも1/20にもできるという事は、20台で運ぶ野菜も1台で済むという事ではないか。紆余曲折、人との出会いを繰り返し、乾燥工場を設置するに至りました。

3.商品開発と販路開拓

工場は出来たが、毎日が手探り状態での商品開発に、年間稼働率が悪く赤字の連続。とにかく商談会に出展し続け、商品と名前を売るためお客様へご挨拶しました。

4.商談会でのカルチャーショック

東京で開催された商談会へ出展した際、他社の製品を見て自社商品が恥ずかしくて帰りたくなった事を覚えています。他社の完成された商品を見ると、商談会に出なくとも売れるでしょうと思う様な品ばかりでした。

5.売れる仕組みへの挑戦

良い商品作りは当たり前。自慢の商品は、いつ・何処で・誰を対象に売って行くのかをイメージしながら、消費者はもちろん、商品に関わる全ての人に喜んでもらえる商品の流通システムの確立が大切だと感じています。誰もがこの商品を取り扱いたいと思える仕組みづくりが重要だと考えます。

6.オキスの行く先

乾燥野菜を中心とし、生鮮野菜の販売に加え、健康食品関連の原料供給の三本柱で事業展開を行い、どの柱も農家さん、二次加工・三次加工業者さん、流通業者さん等と連携を取りながら喜びを分かち合いたいと思います。

今後は、流動人口を増やし利用しての経済成長を考えています。
農業・林業体験、民族館での楽器や異文化体験、バンガローへの宿泊や民泊など
点を繋げて楽しめる地域構想を推進していきたいと想いを膨らませています。