肥沃な黒土

鹿児島県の黒土は桜島の噴火活動により堆積されていった土です。この黒土は有機物と微生物を多く含み、保水機能を持つことからとても農業に適した土といえます。

自然の恩恵

オキスのある鹿児島県鹿屋市は笠野原台地にあり、沢山の茶畑や野菜畑が存在しています。お茶が育つ風通しの良さ、温暖な気候、水はけのよいシラス台地、その上に堆積した肥沃な黒土、高隈山から吹き下ろす新鮮な空気に、活火山・桜島。これほど農業に適した場所はないと言う程のまぼろしの土地なのです。

不毛の土地と呼ばれた過去

今でこそ鹿児島県有数の県農業地帯となった笠野原台地は、かつて「水の無い不毛の土地」と言われるほど水持ちの悪いシラス台地でした。深さ50m以上、時に80m以上にもなる井戸を掘らなければ水のでない、決して豊かと呼べる環境では無かったのです。

潤いはじめた土地

不安定な水・作物の供給に苦しんでいた人々のため、国営畑地かんがい事業の全国第一号地区として高隈ダムが建設されます。 「不毛の土地」に水を引く仕組みができ、年々土壌は潤っていきました。水源を得た人々はたゆまぬ努力と挑戦により笠野原台地を豊かで肥沃な大地へと生まれ変わらせたのです。

農家の笑顔

高隈山の麓、下高隈には沢山の農家が存在し、日々汗を流して作物を育てています。その昔枯れた土地であった事など思わせない程に笑顔いっぱいに、瑞々しく活力に満ちた野菜を皆様に安心して食してもらうために・・・心をこめて。自然からの恩恵と農家の人々の想いのこもった新鮮野菜がオキスの自信です。