農業のリアルをお伝えします!part2
こんにちは、オカモトです。
今回は
農業のリアルをお伝えします!part2
です。
今回は、前回に引き続き(農業のリアルをお伝えします!part1)
・ごぼうの収穫
・スイカ農家さんへの取材
をお伝えしたいと思います。
・ごぼうの収穫
Part1で一番最初にお伝えしたごぼうの収穫ですが、
前回は、初日ということもあり、写真と動画を撮れなかったので、今回は撮ってまいりました。
弊社では、農場のスタートは朝7:00です!
朝6:50頃、事務所に集まり、そこから社用車やトラック、トラクターなどにそれぞれ乗り込み、農場に向かいます!
先日向かったのは
約7反ぐらいの畑です!(反の広さが知りたい方はこちらの参考URL:https://komonjyo.net/mensekinotani.html)
ここからが前回撮れなかった、ごぼうの収穫動画です。
まず、ごぼうの葉っぱを刈り取ります。
こういうふうにして一畝一畝ごと葉っぱを刈り取っていきます。
上図のように左が刈り取った後、右が刈り取る前です!
次は、刈り取った後の畝にごぼう収穫専用のトラクターを使ってごぼうを収穫していきます。
畝に掘り起こす機械を埋め込み、引き抜いたごぼうをチェーン?レール?みたいなもので上まで持ってきて、
ある一定の量になったら落とす仕組みです。
よくできている!
これを人の手でした場合、間違いなく腰をやります(笑)
抜けないごぼうは本当に抜けません!
そして、今度は落とされたごぼうを人の手でコンテナに積んでいきます!
最初はつらくないのですが、これを何度も何度も繰り返し行います。。
飽きるし、何度も腰を上げたり、下げたり、腰にも来ます。。。
約2時間で、コンテナ6基分(1基約300㎏、よって約1,800kg分)のごぼうを収穫しました。
そして、事務所に近くにある選別機械で選別に入ります。
選別の様子はまた今度お伝えします!
スイカ農家さんへの取材
先日、スイカを弊社のECサイトで取り扱いを始めたいと思い、
スイカ農家さんへ取材に行ってまいりました!
取材を行った農家さんが育てているのは
「弥五郎スイカ」
です!
鹿児島県大隅半島の曽於地区で育つ弥五郎スイカ!
※この地域には、弥五郎巨人伝説なるものがあります。こちらを参考までに:http://www005.upp.so-net.ne.jp/a-kgs/yagoro.htm
上図の一面がスイカ畑の一部です!
このような感じでスイカが成っています。
カットしたスイカがこんな感じです。
このスイカいまが旬でめちゃくちゃ甘くて、おいしいですよ!
その証拠に
カットした茎の部分から蜜のようなものが出ています!
この蜜のようなものが出たときは、旬で甘くおいしい証拠らしいです!
弥五郎スイカも何種類かあるそうなのですが、
今回撮影させて頂いたスイカは黒スイカと呼ばれる種類です。
見た目の通り、ほかのスイカより黒いです。
また、皮が非常に硬く、一般の方の身長から落としたぐらいでは、なかなか割れません!
8月いっぱいまでは、市場に流通しますが、
一番おいしいのは、7月中旬から下旬に収穫されるスイカらしいです!
という取材をしながら、農家の現実をお聞きしました。。。。
弥五郎スイカ、年々収穫量が減っているらしいです。
なぜかというと、弥五郎スイカを作ることを農家さんがやめていっているそうです。
なぜなら、儲けが少ないから。
二農家さんにお話しを聞きました。
一農家さんは現在も作られている農家さん。もう一農家は辞められた農家さん。
1苗で約10個ほどのスイカがとれるそうなのですが、
辞められた農家さんは、
そのまま10個スイカを作っていたそうです。
現在も作っている農家さんは
7つを早い時点で摘み、3個ほどしか作らないそうです。
前者の場合、栄養を1/10するので、それだけ一つ一つがとれる栄養が少なくなります。
後者の場合、栄養を1/3するので、前者より栄養が取れたスイカができるようになります。
味は、もちろん後者のスイカさんのほうが、おいしく甘いスイカができるそうです。
ここまで、聞くといい話なのですが、
市場では、前者と後者のスイカ、値段が変わらないらしいです。
辞められた農家さんは、
「スイカ自体の値段もそこまで高くない割に、美味しいスイカを作っても値段が変わらない。自分たちも生活がかかっているから、もっと儲けがでる作物を育てたほうがいい」
と仰っていました。
これがリアルか。。。。
お話を聞いていて、改めてそう思いました。
農家さんに話を聞きに行く機会も多いので、その都度農家さんのリアルも発信していきたいと思います!